法定相続情報とは相続関係を示す下記のようなものです。通常、銀行、証券会社、法務局などで相続手続きをする時には被相続人（亡くなった方）の生まれてから亡くなるまでの戸籍謄本、原戸籍謄本、除籍謄本を揃えなければなりません。若くてなくなった場合は戸籍上の動きはそれほどなく、生まれてから亡くなるまで本籍が一緒であればそれら書類は一カ所で全部揃いますが、転勤ごとに本籍を移したり、養子に入ったり、結婚、離婚を繰り返していたり、また相続人数が多いとその数だけ戸籍類を揃えなければなりません。
多い場合は何十冊にもなり、積み上げたら５～６センチにもなる事もあります。
これを全部銀行、証券会社、法務局に持って行くのは大変です。
法定相続情報ですとこれが下記のようにたった一枚の紙になってしまいます。
銀行、証券会社、法務局もその何十冊の戸籍類から誰と誰が相続人であるかを読み込むのは大変です。

法定相続情報ですと一目で誰と誰がと相続人であるという事がわかります。そんなわけで法定相続情報を持って行くと銀行、証券会社の相続手続きも簡単に受け付けてもらえます。

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